第2回 入浴後のビール
入浴後の飲酒は30〜60分休憩してからが理想的です。入浴直後は全身の血行がよくなっている分、胃腸への血流が減り消化機能が鈍ります。
特に熱い温泉の場合は、交感神経が刺激されるので、更に胃の働きを抑制します。
なので入浴後は食事に適さない状態になっているのです。
そこでビールを飲酒する事により、アルコール・炭酸ガス・苦味成分が胃の働きを活発にし、食事をするための準備が整うという訳です。
尚、夏場は汗をかくので尿の量が減り、ビールでプリン体を摂取するので痛風になりやすくなります。
健康的にビールを飲む為にも、夏は特に水分をこまめに補給し、入浴による利尿効果を高めましょう。
入浴での温熱効果と水圧効果で利尿効果が高まります。
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